ご家族からのご意見です。この人にやりたいことなんかありません。だから、行動目標なんて言わないでください。
どうしてそう思うのですか?
ご家族にそうお尋ねすると、決まって返ってくるお答えは、この人は普通の○○ですから、です。○○には、主婦、会社員、という言葉が入っていることが多いですが、いろいろです。
もし普通の○○だったとしても、何か問題がありますか? やりたいことがあってはいけませんか?
人間は動物です。生きている限り、動きます。体も動きますし、心も動きます。そして社会の中で動きます。
そうやって日々生きているのです。その中でやりたいことは必ずあるはずです。
やりたいことを十個書き出してみて下さい。
まずは一個書いてみます。どんなにささいなことでもかまいません。
そうして、もう一個。似たようなことでもよいですよ。
そうして、やりたいことを考えていると、わくわくしてきませんか?
十個書けましたか?
書いてもいいのですよ。あなたには、やりたいことを書く権利はありますよ。どうどうと書いて下さい。
十個書けましたら、似た者同士でグループに分けてみましょう。そして、それぞれのグループに名前をつけてみましょう。
これで行動目標がたちました。
もしやりたいことがないと思うときは、どうしてもやりたくないことを考えてみて下さい。どうしてもやりたくないことの反対が、どうしてもやりたいことです。
呼吸をしながら、動かすことができるところを動かしてみましょう。その動きは、その行動目標のための一歩になります。
輝かしい一歩です。