息は止めるのではなく、息を吐きながら動くと、パーフォーマンスが上がる。

あっ、バスが来た。

つい息を止めて走ってしまう。

なんとかバスには間に合ったのだけれど、バスの中でゼイゼイ息が苦しい。息が落ち着かない。

そういう経験はありませんか。

そういう経験のある方に是非試していただきたい、呼吸が楽になる方法があるのです。

あっ、バスが来た。

細く長く息を吐きながら走る。息を吸う時は、鼻から吸う。そしてまた、細く長く息を吐きながら走る。

その方が本当は楽なのです。

息は止めるのではなく、息を吐きながら動くと、パーフォーマンスが上がります。

おためしあれ。

呼吸器教室のお知らせ

呼吸について正確な知識を手に入れ、実践することで、息切れに困らない生活を手に入れる助けになります。

【息切れ生活から脱出するために知っておくべきこと】
・身体は、60兆個の細胞からできている共同体。
 それぞれの細胞の意図が大切。
・肺は、役割り分担として、酸素を取り入れ、二酸化炭素を吐き出す役目を担っている。
・呼吸の役割りはエネルギーを作ること。
・息切れがある時は、安静にするのではなく、動く。
・息は吐いてから吸う。
・食事と運動が呼吸リハビリの両輪。

この記事を書いた人

中田潤子

中田潤子

呼吸器内科医。
Change your breath, change your life.  
呼吸が変わると人生が変わる との考えで活動中。

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