それは留学先のカサブリ先生のところでCOPDの臨床研究のお手伝いをしていた時のこと。
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その患者さんは、臨床研究参加最終日にこうおっしゃいました。「カサブリ先生は私に夢を与えてくれた。」
その時、アメリカと日本との文化の違いをまざまざと感じました。
カサブリ先生の研究室に出入りされていたアメリカ人の患者さんにとって、臨床研究に参加することは、医学の進歩という夢に参加すること。
他の患者さんにも、「この論文のnの1人は私だ。」と誇らしげに教えて頂くことが度々ありました。
患者さんが医療従事者と同じ方向を向いていることが、とてもうれしかったことを、夢という字をみてあらためて思い出しました。
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