雨が降る日に思うこと。

雨が降ると、水滴をたくさん見ます。

水の性質、表面張力のために丸いのです。できるだけ表面積を小さくしようとして、丸くなります。

木の枝と赤い実と水滴

は、肺胞という小さな袋が集まってできています。肺胞の表面にも水があり、表面張力でできるだけ表面積を小さくしようとするため、そのままではふくらみません。

ではどうやって空気は肺に入っていくのでしょう。それは界面活性剤が肺胞内にあることにより表面張力が弱められ、空気は肺胞の中に入っていけるのです。

界面活性剤は、一つの分子の中に 水になじみやすい部分と 水になじみにくい部分とを持っています。そのため水の表面張力が弱められるのです。日常生活では、洗剤がおなじみですね。

肺の界面活性剤のことを、肺サーファクタントと呼びます。肺サーファクタントがあってはじめて、空気は肺に入っていくのです。

木の枝の水滴

 

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投稿者プロフィール

中田潤子
中田潤子
呼吸器内科診療にて包括的呼吸リハビリテーションの知識を生かし、診療を行っている。呼吸器内科医師。20年以上勤務医として勤める。アメリカ留学も経験あり。呼吸を整えるとパフォーマンスが上がるとの考えで活動中。

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