わたしが呼吸リハビリテーションを仕事にした訳 6

今までのお話

わたしが呼吸リハビリテーションを仕事にした訳 12345

 

 

 

呼吸理学療法は続きました。

 

 

 

Aさんもがんばりました。

 

 

 

ようやく動かなかった横隔膜が、動くようになってきました。

 

これは自分で呼吸できるということです。

 

もう人工呼吸器はいらないということです。

 

 

 

胸のレントゲン写真を、息を吸ったとき、吐いたとき、で撮りました。

 

横隔膜が、息を吸ったとき、吐いたとき、で、ちゃんと一肋間(肋骨と、隣の肋骨との間の距離)動いていたのを確認できた時はうれしかった。

 

 

 

 

 

 

ところが、本当に大変なのはこれからだったのでした。

 

 

 

つづく。

呼吸器教室のお知らせ

呼吸について正確な知識を手に入れ、実践することで、息切れに困らない生活を手に入れる助けになります。

【息切れ生活から脱出するために知っておくべきこと】
・身体は、60兆個の細胞からできている共同体。
 それぞれの細胞の意図が大切。
・肺は、役割り分担として、酸素を取り入れ、二酸化炭素を吐き出す役目を担っている。
・呼吸の役割りはエネルギーを作ること。
・息切れがある時は、安静にするのではなく、動く。
・息は吐いてから吸う。
・食事と運動が呼吸リハビリの両輪。

この記事を書いた人

中田潤子

中田潤子

呼吸器内科医。
Change your breath, change your life.  
呼吸が変わると人生が変わる との考えで活動中。

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