新宿で働きはじめた20数年前から、この場所を通るたびに、「とんかつ茶づけ」って何だろうと思っていました。
先日、『盛り場の歴史散歩地図』 赤岩州五著 草思社 、を読んで、ますます興味がわき、すずや 新宿本店 に「とんかつ茶づけ」を食べに行ってきました。
新宿歌舞伎町の入り口、左のビルが、SUZUYAビルです。
このビルの1階から4階までは、ドトール。
このビルの5階に、すずや 新宿本店はあります。
ドトール正面の右側に、5階から上に行ける入り口があります。
入り口を入ると、左右にエレベーターがあります。
5階へ。
お店に入ると、見事な眺望です。
右手に新宿大ガード。
左手に歌舞伎町の交差点。
メニューです。迷わず、「とんかつ茶づけ」を注文しました。
「とんかつ茶づけ」。とんかつ以外はお代わり自由だそうです。
とんかつの衣が、茹でたキャベツが乗っている上面はしっとり、熱い鉄板側の下面はカリッと、お肉は柔らかく、食感は絶妙なハーモニーでした。
とんかつを半分食べたところで、お茶を頂いて、お茶漬けにして食べます。
最後に出されたお茶をみて、お茶漬けのお茶は緑茶、湯飲みに出されたお茶は番茶と気付きました。
お茶も美味しかった。
他にもメニューがあります。
以下、メニューに書いてあったことです。
「とんかつ茶づけ」は、元々は、まかない。お惣菜屋さんだったすずやで、1950年代、冷えたとんかつをあたたかくしようと、お茶をかけたのがはじまり。
「とんかつ茶づけ」を食べて、歌舞伎町の歴史を感じることができました。