今日、9月30日樹木希林さんの告別式の様子をテレビでみていました。
樹木希林さんと言えば、
ずいぶんと前だけれど、『寺内貫太郎一家』で、きんが「ジュリ〜」と叫ぶシーン。
2016年1月5日の宝島社の新聞広告「死ぬときぐらい好きにさせてよ」。
2013年に全身がんであることを告白されましたが、先日亡くなられてから放送されたNHKスペシャル「“樹木希林”を生きる」では、全身に転移しているPETの写真を番組の中で公開されていました。
自身と、そして他者と、しっかり向き合って生きるとはこういう事だと、この番組で自身で示されていました。
橋爪功さんが弔辞(ちょうじ)で、「人が死ぬとはその存在が普遍化することです。いつかそういう日が来ることを願っています。」とおっしゃっていました。
この言葉の意味は、時が経っていくと分かるようになるのでしょうか。
今年2019年10月公開の映画「日日是好日」
遺作は来年2019年公開の映画「エリカ38」
まだ新しい樹木希林さんをみる機会が残っているのだけれど、もうこれ以上、生き様をみせてくれることはないのだと思うと、寂しい限りです。
ご冥福をお祈りいたします。