以前、ハレの日の食事、ケの日の食事。について書きました。
ケの日の食事と言えば、我が家では、筑前炊き。
8月7日、立秋を過ぎて、まだまだ暑い日も続きますが、秋冬に向けて身体を整えていくために、筑前炊き作りに凝っています。週に1回は作っています。
筑前炊きには、鶏肉は欠かせません。
一度、鶏肉の代わりに豚肉の細切れを入れたら、味は美味しかったですが、筑前炊きとは呼べない味でした。
鶏肉は、安い肉でも、高い肉でも、筑前炊きでは同じ感じ。いつも200g使います。
鶏肉は1口大の大きさに切ります。
こんにゃくも入っているとおいしいですね。1枚使います。ちぎると味がよくしみる、刃物は入れないともいいますが、我が家では1口大に包丁で切ります。
こんにゃくは、一度煮て、アク抜きします。
お湯を捨てて。
ごぼうも欠かせません。1本使います。
ごぼうが入っていない時とごぼうが入っている時とでは、ごぼうが入っている時の方が断然おいしかった。
ごぼうは、野菜洗い専用にしている小さいたわしで、ごしごし洗って。包丁の背でかいても大丈夫。
乱切りにして。
人参は、色味としても、味としても欠かせません。1本使います。
人参の見分け方は私にはよく分かりませんが、人参の味が、1度とっても甘くて美味しくて、その時の筑前炊きは美味しかった。
また同じところから買ってきて、味を比べてみたいです。
人参も乱切り♪
レンコン。ある時は入れます。こぶし大、使います。レンコンも乱切り。
しいたけ、あれば6枚、使います。1口大に切ってね。
我が家では里芋は入れません。里芋は別に炊いて食べたいです。
下ごしらえが終わりました。調理です。
まず、鶏肉を油で炒めて。
その他のものを全部いれて炒めて。油で野菜をコーティングする気持ちで。
炒まったら、水2、おしょうゆ1、お酒1、の比率で投入。200mL、100mL、100mLとなることがおおいです。
おしょうゆは、いまはこれを使っています。
20分から30分、中火で煮て出来上がり。
何回も作っていると、自分の好みが分かってきました。
終わりに。
外来診療で、何から出来ているかわかるものを食べて下さいと、お勧めしています。
そうすると、何を食べたらいいかわからない、と言われることがあります。
この記事は、そういう時の参考にして頂くためにと書きました。
まずは作ってみて下さい。
材料はあるもので大丈夫。
調味料だけは、おしょうゆ、みそ、塩だけは、本物を使って下さい。そうすると他の調味料がいらなくなります。
そして味付けは、初めはレシピ通りに。次からは、自分好みに変えていっても大丈夫。
そうすると自分で作った方が美味しい、本当に美味しいので、ケの日の食事が増えてきます。
身体の土台ができてきます。